スタッフブログ

  1. HOME
  2. スタッフブログ
  3. 山口県で蓄電池の導入を検討中の方必見!蓄電池と発電機の違いは?

BLOG山口県で蓄電池の導入を検討中の方必見!蓄電池と発電機の違いは?

太陽光で作った電気をためておける蓄電池は、停電時でも電気が使えるようになるためいざというときの備えに設置しておくと非常に便利です。しかし、中には「わざわざ蓄電池じゃなくても、発電機でいいのでは?」と考える方もいるのではないでしょうか。たしかに、発電機も電力を使用できる機器であり、値段も蓄電池ほど高くはありません。とはいえ、蓄電池と発電機ではその使用方法も活躍するシーンも大きく異なるため注意が必要です。今回は発電機の特徴や蓄電池との違いなどについて解説します。

 

●発電機はどんな設備?

▼発電機とは

発電機とは、その名の通り「電気を作りだす機器」を指します。屋外でのイベント、キャンプ、DIY時に使う燃料式から、スマホの充電などに使われる手動式のものまでその種類はさまざま。家庭に設置するものでは、給湯機能を兼ね備えたエネファームなどが有名です。

 

▼エネファームについて

エネファームとは、都市ガスやプロパンガスを使って電気を作ると同時に、発電時に発生する熱を使って給湯を行う発電機です。「発電機能付きの給湯器」と考えればイメージしやすいかもしれません。エネファームの設置には本体価格と設置費用で250万円ほどかかりますが、一定の条件を満たすことで補助金が受け取れる可能性もあります。

ただし、すでに太陽光発電を設置済みで2018年度以前にFIT認定されており、リフォームでエネファームを後付けする場合は、ダブル発電となり売電価格が落ちるため注意が必要です。

 

●発電機のメリット・デメリット

▼発電機のメリット

・ラインナップが豊富

発電機には、手動式で小型、燃料式で小型、燃料式で大型、住宅設置型などさまざまなタイプがあります。使い方や発電量など目的に合わせて機種を選択することが可能です。

 

・比較的安価で手に入る

一般家庭に置くようなポータブルタイプの発電機であれば、冷蔵庫やエアコンなども使える発電量の大きい機種でも100万円以下で手に入れることも可能です。最低限のライフラインをまかなうような小型のタイプであれば10万円程度で手に入るものもあり、導入費用が安いのもメリットといえます。

 

・大きさによっては持ち運びも可能

ポータブル発電機は屋外での使用を主な目的としていることから、家庭内はもちろんお出かけなどにも持ち運びができる機種も少なくありません。移動しやすいように機器にキャスターがついているものが多いため、細かな移動もしやすくなっています。

 

・ガソリンやガスがあれば発電が可能

ガソリンやガスなど燃料があればいつでも発電が可能です。燃料はガスやガソリンなので、天候などに左右されることなく購入・備蓄ができるのもポイントです。

 

▼発電機のデメリット

・発電には燃料が必要

ガスやガソリンが用意できない場合は発電を行うことができません。そのため、定期的に燃料代がかかることになります。また、ガソリンやガスなどの可燃物は火事の原因にもなるため、取り扱いには注意が必要です。

 

・排気ガスが出る

ガスやガソリンを使用する発電機では排気ガスが発生します。そのため屋内や地下などで発電機を稼働させた場合、一酸化炭素中毒になる恐れも……。発電機は基本的に屋外に置いて稼働させる必要があります。

 

・稼働音がうるさい

発電機を稼働させると大きなエンジン音が発生します。夜間や静かな場所ではエンジン音が響いてトラブルに発展してしまうこともあるため注意が必要です。最近では静音性能を高めた機種も増えていますが、それでも夜間の住宅街などでは稼働音が響いてしまいます。

 

・機種によっては燃費が悪いものも

発電機の機種によっては「ガス缶1本で1~2時間程度の発電」といったように燃費が悪いものもあります。停電時に備えて発電機を用意しても、すぐに発電ができなくなってしまってはあまり意味がありません。発電量と同時に燃費性能なども注意する必要があります。

 

●ご家庭で停電に備えるなら蓄電池がオススメ!

発電機があれば停電時でも電気を使うことができます。ただし、稼働音や排気ガス、燃料の扱い、燃費などを考えると、「いざというときの備え」として使うには難しい面があるのも事実です。

一方、蓄電池であれば、ためた電気を使うだけなので、排気ガス、大きな稼働音、燃料の準備といった心配はありません。また、太陽光発電システムを設置しているご家庭であれば、日常的に発電した電気をためておけることはもちろん、毎月かかる電気代の削減にもつながります。蓄電池の設置には、本体価格+設置費で100~300万円ほどかかりますが、国や自治体から補助金が出ているケースもあるためお得に導入ができる可能性があるのもポイントです!

 

●蓄電池の導入を検討してみませんか?

蓄電池は停電時の備えはもちろん日ごろの電気代節約にも効果的な設備。発電機よりも初期費用はかかるものの、補助金などを活用すればお得に導入ができる可能性もあります。「停電に備えたい」「電気を効率的に使いたい」と考えているのであれば、蓄電池の設置を検討してみてはいかがでしょうか。

一覧へ戻る

ページトップ